電話予約 078-939-8860 ネット予約 LINE予約
西神そうあい歯科の根管治療

根管治療

「できるだけ歯を削らず、
神経を残す」
根管治療

根管治療とは、虫歯や感染によって歯の内部に侵入した細菌(膿)を除去し、痛みや腫れといった不快な症状を取り除く治療です。根管とは歯の中心部にあり、神経や血管が通っている部分を指します。虫歯が進行し、細菌がこの歯髄に到達すると、歯がズキズキと痛み、腫れが生じることがあります。自然治癒することはないため、治療が必要です。放置すると歯が脆くなり、欠けやすくなるリスクが高まります。 痛みが一時的に治まったとしても、それは神経が死んでしまった可能性があり、根管内での感染が進行していることを意味します。症状が進行すると、隣の歯や周囲の組織にも悪影響を及ぼすことがあるため、早急に治療を受けることが重要です。 西神そうあい歯科では、できるだけ歯を削らず、神経を保存する治療を心がけています。歯を過度に削ると、歯の機能が低下し、寿命が縮んでしまうため、最小限の侵襲で歯を守ることを目指しています。患者さんの大切な歯をできるだけ長く維持するため、丁寧で効果的な根管治療をご提供します。

根管治療のイメージ写真

根管治療が必要な歯の状態

根管治療が必要な歯の状態には、いくつかの特徴的な症状や兆候があります。以下のような場合には、根管治療が必要になることが考えられます。

歯がズキズキと痛む

冷たいものや温かいものが染みる

痛みが一時的に治まり、その後なくなった

歯ぐきが腫れている、膿が出ている

歯を押すと痛みがある

歯が変色している

根管治療は複数回治療が必要

根管治療は一度の治療で完了するものではなく、複数回の通院が必要となる場合が多いです。これは、虫歯の進行具合や感染の広がりによって異なります。治療中、痛みが和らぐことがあるため、「痛みが無くなったからもう大丈夫」と感じるかもしれませんが、膿を取り除いただけでは治療が終わったわけではありません。

しっかりと根管の中を清掃し、消毒して密封する工程を経ないと、再び膿が溜まって痛みが再発してしまうリスクが高まります。そのため、最後まで治療を続け、完了することが重要です。

治療が終わるまでの間、少しずつ改善を実感することができるかもしれませんが、最終的な完了まで根気強く通院していただくことをお願いしております。再発防止のためにも、しっかりと治療を完了させましょう。

西神そうあい歯科の 根管治療の特徴

CTによる正確な診断

一般的なレントゲンでは確認しづらい根の状態や神経の位置を、西神そうあい歯科ではより精密な検査技術を用いて正確に診断しています。これにより、通常では判断が難しい箇所もしっかりと確認し、治療方針を立てることができます。正確な診断を行うことで、できる限り多くの歯を残すことが可能となり、患者さんにとって最善の治療を提供できるよう努めています。

「マイクロスコ―プ」による精密根管治療

肉眼の19倍以上に拡大できるマイクロスコープを使用し、精度の高い根管治療を提供しています。これにより、細かい部分までしっかりと確認できるため、治療の成功率が大幅に向上します。アメリカでは広く普及している技術ですが、日本ではまだ導入されている歯科医院が少なく、西神そうあい歯科ではいち早く取り入れることで、患者さんに質の高い治療を提供できるよう心がけています。

ラバーダムで治療中の細菌感染を防ぐ

根管治療を行う際、唾液が根の中に入ると、唾液内の細菌が原因で再感染が起こるリスクがあります。そのため、西神そうあい歯科では「ラバーダム」というゴム製のシートを使用し、治療する歯を完全に隔離して治療を進めています。ラバーダムを使用することで、治療中の感染リスクを抑え、より安全で効果的な治療を行うことが可能です。患者さんに安心して治療を受けていただくために、このような徹底した対策を行っています。

ニッケルチタンファイルで治療を安全に・正確に

ニッケルチタンという柔軟性の高いファイルを使用して根管治療を行っています。従来のファイルでは届きにくかった根の先端部分までしっかりと清掃することができ、根管内の細かい部分まで丁寧に治療を行うことが可能です。この柔軟なファイルにより、より精度の高い治療を提供し、患者さんの歯をしっかりと守ることを目指しています。

外科的歯内療法

従来の根管治療で治癒が難しかった症例に対して、マイクロスコープを使用した外科的治療を行うことで、高い成功率を達成しています。マイクロスコープの使用により、肉眼では確認できないような細部までしっかりと視認でき、より精密な治療が可能になります。この技術により、再感染や治療の失敗を防ぎ、歯の保存率を向上させることができています。

根管治療の流れ

1

歯の神経や詰め物の除去アイコン

歯の神経や詰め物の除去

2

根管の拡大・清掃・殺菌アイコン

根管の拡大・清掃・殺菌

3

薬剤の充填アイコン

薬剤の充填

4

被せ物の取り付けアイコン

被せ物の取り付け

根管治療に関する
よくある質問

Q根管治療は痛いですか

治療中は麻酔を使用するため、強い痛みは感じませんが、治療後にズキズキとした痛みを感じる場合があります。通常、数日で治まりますが、痛みが強い場合や長引く場合には、遠慮なくご相談ください。

Q麻酔使っていただけますか?

麻酔を使用することは可能ですので、痛みが心配な方でも安心して治療を受けていただけます。

Q治療期間はどのくらいですか?

1つの歯に対して、週に1度のペースで治療を行う場合、通常1ヵ月から2ヵ月ほどで治療が完了します。ただし、患者さんの歯の状態によっては治療期間が前後することがあります。

Q治療後痛みは感じますか?

歯の神経や根管を処置する治療のため、治療後に痛みを感じることがあります。痛みの程度は患者さんによって異なり、全く痛みを感じない方もいれば、軽い痛みを感じる方もいます。治療後には痛み止めを処方いたしますので、安心して治療をお受けいただけます。

Q根管治療後のメンテナンスはどうしたらいいですか?

歯をしっかり磨くことや歯間ブラシの使用はもちろん大切ですが、それに加えて定期的な検診を受けることも非常に重要です。定期検診では、目に見えない小さな問題を早期に発見でき、歯の健康を長く保つための適切なケアを受けることができます。