親知らずは、必ずしも抜歯しなければならないものではありません。「親知らずは抜かないといけない」というイメージを持たれている方も多いですが、管理ができていて虫歯や歯周病のリスクが低い場合は、そのまま残しておくこともあります。
親知らずは、今後の治療で移植に使えることもあり、問題がなければ抜かずに保存することも選択肢のひとつです。
しかし、多くの方は親知らずが生えるスペースが足りず、横を向いたり、中途半端に生えていることが多く、その場合は虫歯や歯周病のリスクが高くなるため、痛みや腫れなどの症状が出やすくなります。
このような場合、抜歯を選択する方が多いです。また、40代・50代になってから抜歯するよりも、20代で抜歯した方が治りが早いことが多いため、「いつか抜くなら早めに」と考える方もいらっしゃいます。
どの選択肢が最適かは、親知らずの状態によって異なりますので、一度ご相談いただければと思います。
このような症状がある方は、親知らずの抜歯が必要となる場合があります。特に、親知らずが原因で虫歯や歯周病のリスクが高まっている場合や、痛みや腫れなどの症状が出ている場合は、早めに抜歯を決断することをおすすめします。
早期に対応することで、後のトラブルを未然に防ぎ、抜歯後の回復もスムーズに進みますので、まずはお気軽にご相談ください。
西神そうあい歯科では、これまでに豊富な抜歯経験を積み重ねてきた歯科医師が親知らずの抜歯を担当します。さまざまな症例に対応してきた実績があるため、安心して治療を受けていただけます。難しい埋伏歯や複雑な生え方をしている親知らずでも、適切な処置と丁寧な説明を行い、患者さん一人ひとりに合わせた治療を提供します。安全でスムーズな抜歯を行うため、安心してご相談ください。
基本的な親知らずの抜歯は、15~30分程度で完了します。ただし、消毒や麻酔、止血の確認を含めると、全体で約1時間は必要です。また、親知らずの生え方によっては、数分で抜歯できる場合もあれば、複雑なケースでは1時間以上かかることもあります。
事前にしっかりと診察を行い、抜歯の方法や所要時間についてご説明いたしますので、安心してご相談ください。
初診の際に問診や検査で特に問題がなければ、その日のうちに親知らずの抜歯を行うことが可能です。ただし、抜歯後には消毒が必要となるため、少なくとも抜歯後は2回の通院が必要になります。
抜歯後の経過をしっかりと確認し、トラブルを防ぐためにも、継続的なフォローを行いますので、安心して治療を受けていただけます。
西神そうあい歯科では、安全な治療を行うために三次元の歯科用CTを導入しています。これにより、埋伏歯など対応が難しい親知らずのケースでも、事前に精密な分析を行うことができます。
CTを活用することで、余分な切開や骨の切削を回避し、抜歯に伴う肉体的・精神的な負担を大幅に軽減できます。安心して治療を受けていただける環境を整えていますので、ぜひご相談ください。
親知らずの抜歯を行う際には、麻酔を使用しますので、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れた後に痛みが生じることもありますが、その際は痛み止めを処方いたしますので、ご安心ください。 一方で、腫れについては痛みよりもコントロールが難しい部分があり、抜歯翌日から3日目にかけて腫れがピークになることが多いです。氷水や氷嚢で冷やすことで、腫れや痛みを和らげることができますので、適切なケアを行いながら回復をサポートします。
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親知らずの抜歯後、血流が良くなると出血が止まりにくくなり、治りが悪くなる場合があります。そのため、運動や入浴など血流を促進するような行動は控えていただくことをおすすめします。特に、抜歯当日は安静に過ごし、患部の回復を優先しましょう。適切なケアを行うことで、スムーズな回復をサポートしますので、ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
抜歯した箇所は傷口になっています。気になるかもしれませんが、傷口を触ると治りが遅くなったり、炎症を引き起こす原因になることがあります。しばらくの間は、傷口に触れず、気にしないようにすることが大切です。自然に治癒していくためにも、そっとしておくことが早期回復につながりますので、安心してお任せください。
抜歯後は、2日ほど強いうがいを控えることをおすすめします。抜いた箇所には血がたまり、かさぶたのような「血餅」ができて治癒が進みますが、うがいを強くすると血餅が剥がれてしまい、治りが悪くなるだけでなく、強い痛みを伴うことがあります。この状態を「ドライソケット」と言い、抜歯した部分の骨が露出してしまうため、追加の治療が必要となります。ドライソケットを防ぐためにも、抜歯後のケアを十分に行い、強いうがいは避けてください。
親知らずの抜歯後の痛みは、個人差があります。ある方は「とても痛かった」と感じる一方で、別の方は「それほど痛くなかった」とおっしゃることもあります。もし痛みが出た場合は、無理をせずに処方された痛み止めを服用してください。通常、抜歯後2~3日ほどで痛みは和らいでくることが多いので、その間は痛み止めを使いながら様子を見ていただければと思います。
また、抜歯後の腫れについてですが、上の親知らずを抜いた場合はあまり腫れないことが多いですが、下の親知らずでは腫れやすい傾向があります。腫れの程度は体質によっても異なり、簡単に抜けたからといって腫れないわけではありません。抜歯後1週間ほどは、顔の腫れが気になる可能性がありますので、大切な予定がある場合は事前に調整しておくことをおすすめします。
親知らずの抜歯後の痛みには個人差がありますが、麻酔が切れた後に痛みを感じる方が多いです。痛みは通常、2~3日ほどで和らいでいくことが多いですが、痛みが強い場合は無理せずに処方された痛み止めを服用してください。また、腫れが伴うこともありますが、冷やすことで痛みや腫れを軽減できます。痛みが続く場合や異常を感じた際には、遠慮なくご連絡ください。
親知らずがしっかりとセルフケアできており、管理が行き届いているのであれば、そのまま残しておいても問題はありません。しかし、歯ブラシが届かず汚れが残りやすい場合や、虫歯や歯周病のリスクが高いと判断される場合は、親知らずがまっすぐ生えていても抜歯を検討した方が良いでしょう。口腔内の状態を確認しながら、最適な判断を一緒に進めていきますので、まずはお気軽にご相談ください。
完全に塞がるまでには2〜3ヶ月かかることもあります。抜歯直後は血餅(かさぶたのようなもの)ができ、その後、徐々に組織が再生していきます。個人差はありますが、回復が順調であれば次第に穴が塞がっていきますので、特に心配せず経過を見守ってください。
親知らずの抜歯後の腫れは、通常2~3日目がピークで、その後徐々に引いていきます。多くの方は1週間ほどで腫れが落ち着きますが、個人差があります。上の親知らずは腫れにくい傾向がありますが、下の親知らずは腫れやすい場合が多いです。腫れを和らげるためには、冷やすことが効果的です。腫れが1週間以上続いたり、痛みが引かない場合は、すぐにご相談ください。